いきなり買う気の失せる妙なジャケット（笑）の3rdアルバム。ただし中身は、これまでと同路線なので一安心？　これまでのアルバムの中では、今回のが一番、昔のLOUDNESSを思い出させるような雰囲気を持っているのではないだろうか？「LONELY JOURNEY」なんてまるで「SO LONELY」みたいだし、「メビウスの輪」も初期LOUDNESS風だし。ま、歌詞のアプローチは全く違うけど。「STAND UP FOR YOUR BELIEF」「LONELY JOURNEY」がお気に入りです。

「渾身の�W作目」という帯タタキに思わず頷いてしまう力作。これまでのX.Y.Z.→Aにあった、正統派HM/HRになりきれない部分を一掃し、ヘヴィメタル然とした魅力が伝わってくる。橘高・作曲による「OPEN YOUR HEART」や、二井原・作曲の「GO ON」も良いが、プロデューサーとして参加した山本恭司・作曲の「READY FOR THUNDER」。この曲の出来は半端じゃなくカッコいい。（メンバー以外の作った曲がイイというのは・・・と細かい事は言わないでね）　それと、何と言っても今回は、二井原の声にラウドネス時代を彷彿とさせる激しさがあるのが嬉しい。47都道府県ライヴも楽しみ。

2003年8月2日、原宿アストロホールにて収録されたライヴ盤。2枚組で当日のセットリスト全曲を網羅している。内容も、メンバーが言っているようにブートレッグ的で、臨場感は満点。海賊盤好き（爆）な私にとっては、いわゆる「作られたライヴ盤」よりは遙かに良いと思う。選曲はコレまでのアルバムからほぼ均等にされていて、まさにここまでの集大成で、インストながら新曲も収録されている。2枚組なので価格がちょっと高いのが難点だが（特に私にとっては！／笑）、ライヴ盤としての出来は良いです。苦言？を言うなら、広島でのライヴはいつなの〜〜〜、かな？

この組み合わせは個人的に？？？な感じである。アニメタル・レディーでHRに目覚めた（？）未唯の歌うメロディはどこか寂しげでいい雰囲気を持っている曲であると思うのだけど・・・。声もアニメタルの時よりは今回の方がHRにハマっていると思う（イントロのパートでは一昔前の女性Voのプログレ・ハードっぽい印象も受ける）。ただ、途中の結構強引な展開部分は無いほうが曲としてのまとまりがあったのでは？　ちなみに、２曲目のインストVer.を聴くと橘高のギターは相変わらずメタルしていることがよく分かる。そのうち、二井原が全パートを歌うバージョンも出たりするのでしょうか？（笑）

二井原　実率いるHRバンドの、最新マキシ・シングル。「DON'T LET THE SUN GO DOWN」に通じる雰囲気を持つタイトル曲「PURE」は、4月に発売される3rdアルバムも、これまでと変わらないX.Y.Z.→Aであることをアピールしている。2曲目「小さな恋の唄」は、ほのぼのとしたバラードだが、ありがちな曲でちょっと不満。不満といえば、2曲ともカラオケが収録されているのだが、いつも思うけど必要ないのでは？　と、何だか不満ばかりだが、「PURE」は、いい曲なのでアルバムに期待しよう！