シャーロック・ホームズの題名がバンド名の由来というメロディック・パワーメタル・バンド、バスカヴィル。全体的に悪くないけど、もう一つの何かがない様な気がする。なかなかいい感じの部分（�Bは好き）もあるんだけど・・・勿体ない。ジャパメタ氷河期の１０年前とは違い、メロディックパワー系のバンドは結構出てきているので、贅沢なもので聴く側としても平均点では満足出来ないのだ。・・・と、いつになく辛口になっちゃったかも！
オススメ度：★★＋

非常にマイペースな間隔でアルバムがリリースされる、BASKERVILLEの3枚目。錬金術がテーマで、タイトルの意味は“永遠の作業”ということらしいですが、タイトルの読み方が未だに覚えられません！　正統派メロディック・パワーメタル路線は変わらずです。ヴォーカルの歌い方がちょっと気になる部分もあるけど、全体的には○。キーボードがいい感じ。
オススメ度：★★★＋

仙台のメロディック・メタル・バンドの1stです。オムニバス「METAL BLESS JAPAN 3」に参加していた際はサポートVoだったNAO（VARIOUSTORM）が、その後、正規メンバー（VARIOUSTORMとの掛け持ち）として加入してます。とにかく弾きまくるツイン・ギターが印象的です。歌詞は全曲日本語なので、キャッチーな曲になると歌謡メタル色が強くなります。少し、音が薄っぺらい感じなので、もっと厚みのある音作りが出来れば、かなり良い出来になりそう。
オススメ度：★★★＋

クリスチャン・メタルの代名詞、STRYPERを信仰する？正統派バンドの1stアルバム。本家よりは少しメタリックですが、いろんな部分にSTRYPER愛を感じます。インストの�@に続く�Aでヴォーカルが入ってきた時は、一瞬「あれ？」と思いましたが、慣れてしまえば問題なし。STRYPER好きなら、ニヤニヤできる内容です。唯一、日本語歌詞になっている�Dは、なんだか甘すぎて、いつも飛ばしてしまいます（笑）
オススメ度：★★★＋

STRYPER直系クリスチャン・メタル・バンドの最新シングル。今回はプロデューサーに、YUHKI（Key/GALNERYUS)を起用し、楽曲にもKeyでゲスト参加しています。前作からさらにパワーアップした楽曲は、近々発表されるであろう2ndフル・アルバムへの期待を高めるには十分な内容です。
オススメ度：★★★＋

シングルに引き続き、YUHKI（key/GALNERYUS）をゲストkey（�D�Eの2曲）およびプロデュースに迎えて製作された2ndアルバム。今作ではこれまでにあったSTRYPER的な雰囲気がかなり薄れている印象です。全体的にHRというよりも、J-Rockに近いかも。先行シングルに収録されていた�J「We Are One」が一番良いというのもあって、私としてはちょっと期待外れでした。
オススメ度：★★★

あまり情報が無いので詳細は不明ですが、結成は1984年と古く、関東圏でライヴ活動を行っていたらしいです。その後、1991年に解散。2016年に新Voにより再結成して、2018年に1stEP発表。そして、2ndEPとなるのが今作です。全4曲（英詞2曲、日本語2曲）収録。ジャパメタ全盛期・80年代そのままの楽曲は、私の趣向ど真ん中です。日本語歌詞の�A�Cが良いです。どちらかといえば、私は前作の1stEPの方が好きなので、もし未聴なら1stEPからどうぞ。
オススメ度：★★★＋

井上貴史（CONCERTO MOON）、キシケン・長田昌之（SHRI:EKER）、熱海岳志（REDRISE）というメンバーで結成されたバンドのデビュー作。思っていた以上に良い出来で、結構気に入ってます。ただ、私がこのアルバムを好きなのは、キシケンのギターによるところが大きく、そのキシケンは既に脱退している為、後任の小林信一（R-ONE）による新曲がどうなるのかが気になるところです。
オススメ度：★★★★

早くも2ndアルバムが完成。イチオシはキャッチーなHRナンバーの�F。それ以外の曲もメロディアスで悪くないのだけど、聴いた後で印象にあまり残らない感じがします。私が前作を気に入っていたのは、やっぱりキシケンの貢献度が大きかったんだなぁと、本作を聴きながら思ってしまいました。（それじゃあ、SHRI:EKERが大好きだったのか？と聞かれると少し困るけど／爆）
オススメ度：★★★

このバンドの特徴としてまず思い浮かぶのは、ロブ・ハルフォード直系の歌い方をするヴォーカリスト。勿論このミニ・アルバムでも、そのスクリーミング唱法が堪能（笑）できます。�@は楽曲にちょっとパワー不足な感じを受けたけど、ヘヴィな�A、ジューダスの新曲？とも思える�B、メイデン「審判の日」風に盛り上がる�Cとアルバムが進むにつれて良くなっていく感じでした。ジューダス好きは是非。
オススメ度：★★★

どのくらいの知名度があるのかは分からないですが、Samm/舘 真二(Vo,Ba,Ds/ex-SACRIFICE、METALUCIFER、他)によるNWOBHM系バンドMAGNESIUMの前身となるBURIED ALIVEのデモテープ(1992年)がCD化されました。スプリットCD仕様で中国の同系列バンド DINKUMOILのリハ音源（2022年）も収録されてます。オリジナル・マスター使用なので音はかなり悪いです。コアなジャパニーズメタル・マニア向け。
オススメ度：★★★

東京の５人組メロディアスHRバンドのミニ・アルバム。メロディアスなハードロックで良い感じなのだけど、ヴォーカルがやや弱い印象を受けます。どの曲も水準以上の出来だし、音質も申し分ない。しかし、「平均的に上手くまとめたアルバム」という感じだけが残りインパクトは少ないかな。ハードロックの伝道師というなら、もっとインパクトが欲しかったです。音楽的な路線はこのままで次作での成長を期待したいところ。

なんと、約6年振りの新作（前回はミニ・アルバムだったのでフル・アルバムではこれが初めて）。音楽性はメロディアスなハードロックで、印象としては前作と同じでした。ジャパメタ路線の「太陽の扉」以外は全て英詩で、メロディアス系が好きな人なら、聴いてみてもよいかも。ただし、BGMで聴くと気持ちよく流れていくんだけど、全体的に物足りなさを感じてしまいます。あともう一歩が欲しいところ。
オススメ度：★★★