のちにREACTIONに加入することになる加藤純也（Vo）が在籍していた事でも知られる80年代ジャパニーズHMバンド、MEDIA。リーダーの木村幸司(Gt)のMEDIA VIBESの活動に合わせて、MEDIA時代の楽曲を再録音した音源です。Voは加藤純也（2代目Vo）ではなく、4代目のJAY（ex.DRAGON/当時の名前はKIYOSHI）。当時のオリジナル曲は王道ジャパメタでしたが、この再録音では歌詞やメロディは残しつつ、MEDIA VIBESに近い音像でのアレンジになってます。マニア向け。
オススメ度：★★★

80年代にはMEDIA、2000年代にはSNAKEで活動していた木村幸司（Gt）による新バンドの初音源。メンバーはYAZZ（Vo/ex-CLOUDNINE）、加藤剛志（Ds）という布陣です。80年代色はあまりなく、現代型？のヘヴィでラウドな楽曲になってます。メロディアスなパートもあるけど基本はヘヴィ＆ラウドです。私のイメージではCLOUDNINEに近いかなぁ。過去にとらわれず、今を走っているのは素晴らしいけど、私はちょっと苦手かも。
オススメ度：★★＋

1985〜86年の短期間で活動休止した伝説のバンド、MEIN KAMPF（和訳“我が闘争”）の再始動を記念しての企画盤。（※「1 / 赤ジャケ」と「2 / 緑ジャケ」の2種類ありますが、今回は一緒にまとめて掲載しました）　「1」の方は、2019年の再始動した際のライヴ（Vo、Gtはサポート）+1985年のライヴ。「2」の方は1986年のライヴで構成されてます。基本的には1曲ごとにフェードイン＆アウトしてます。音質は80年代の方はそれなり。“デスラッシュ”という単語でデス・メタルと勘違いされそうですが、80年代スピード・メタルです。
オススメ度：★★★

7月24日開催のライヴで販売される予定だった、秘蔵音源集の第3弾。ライヴ中止を受けての通信販売となりました。プレス盤仕様で、「1」と「2」の限定セットに付属していたCD-R盤の「3」とは異なるボーナストラックを3曲収録してます。この「3」に収録されているのは1985年のリハーサル音源らしいのですが、「1985 RARE TRACKS」と記載があるだけなので詳細は不明です。音質は正直かなり厳しいですが、当時の貴重な音源ということで。
オススメ度：★★★＋

タイのバンドですが、YAMA-B（Vo）が4作目となる今作に全面参加してます。数年前にリリースされた輸入盤「YAMA-B & Friends」に1曲収録されていたので何らかの繋がりがあるバンドと思うけど、解説が付いて無いので参加の詳しい経緯は分かりません。楽曲はプログレ要素のあるシンフォニックでメロディアスなパワーメタル。緩急のある展開でストレートさが乏しいのが個人的にはマイナス。1stからの再録�Iが良かったです。YAMA-Bの歌唱は文句なし。
オススメ度：★★★

東京発・若手ヘヴィメタル・バンドのデビュー・シングル。基本は正統派路線ですが、歌メロ等にはMETALLICAからの影響が強くでてます。あくまでも、私の好みでいえば、可もなく不可もなく・・・かな。というわけで、楽曲全体については、まだまだこれからという感じですが、Gソロは頑張っていて、特に�Bが良かったです。ちなみに、ディスクについて、見た目はプレス盤なのですが、注意書きには「コンピュータによる書き込み」と書いてあるのでCD-R？かもしれません。そのあたりの事に詳しい方、教えてください。
オススメ度：★★★

METALLICA（特に2nd〜3rdあたり）の影響を強く感じさせる若手バンドの2枚目のミニ・アルバムです。ザクザク系リフに日本語の歌詞という組み合わせで、よく言えば“熱い”となるのですが、歌詞が耳に入りすぎてちょっと微妙な感じかも。基本はMETALLICAだけど、�AのソロなどはIRON MAIDENの影響もありそうです。
オススメ度：★★★

80年代の解散時のメンバーがROB（Vo）だけとなり、再結成後から参加していた佐藤潤一（Ds/ガルネリウス）も、今作のツアーを最後に脱退することになってしまいました。そんな状況下での新作は、新曲は�@のみで、あとはこれまでの楽曲のリメイクを収録し、これまでとは違う新生メフィストフェレスのパワーをアピールする内容になってます。昔からのファンはちょっと戸惑うかも？と思うくらいに、今の彼らの勢いが溢れています。決して悪くは無いけど、私は・・・昔の方が好きかな（＾＾）
オススメ度：★★★＋

最古参の梅原(Vo)以外は再結成以後のメンバー＋サポートで、実質的には、梅原プロジェクトに近い感じです。オリジナルメンバーがいなくなった前作同様の流れにある攻撃性のあるアグレッシヴかつダークな楽曲は、何度目かのリメイクとなるERASERHEADの曲(�D�E�F)も含めて、あくまでも80年代の懐かしさに頼らない、現在進行形MEPHISTOPHELESを聴かせてくれてます。
オススメ度：★★★

ある人から教えて頂いたこのバンド、ジャケットで油断していたら（笑）、これは結構掘り出し物で良かったです。インギー風ネオクラシカル路線のジャパメタで、１曲目から全開です。メンバーがヴォーカルとギターの２人しか記載されていないので、バンドとしての実態に不安が残りますが、ライヴ活動はしているみたいです。オフィシャルHPを見つけられなかったので、今ひとつ詳細が分からないのですが、おすすめです。
オススメ度：★★★★

アルバムタイトル、ジャケット、そしてオビの名文句とアルカトラスが3拍子揃った約7年振り、3枚目のCD-R音源。「Do You Like Heavy Metal ?」のシャウトと共に幕を開けるこのアルバムは、7曲全てがキラーチューンです。YNGWIE MALMSTEEN、RAINBOW、DIO、JUDAS PRIEST、IRON MAIDEN、MANOWAR、etc・・・をリスペクトした楽曲は、聴いたことあるリフや単語もあちこち出てくるけど、そこがまた良い感じです（＾＾）　これさえあれば、“二攻樽”はもう要らないですね（笑）
オススメ度：★★★★

なぜ今頃？という気はしますが、2019年9月14/15日に開催されたイベント「METAL WEEKEND」でのライヴを収録。主に9/15からの楽曲です。�D�E�Gが9/14、その日演奏のDIO「Stand Up And Shout」が未収録なのが残念。クラシックなHM/HRナンバーのカバーがメインですが、若井望/DESTINIAの曲が2曲あるのが嬉しい。もしこの2曲がなくて、カバー曲のみだったら買わなかったかも。DVDは画面の上下左右に黒帯が付くガッカリ仕様ですが、内容は良いです。
オススメ度：★★★＋

SABBATのゲゾルによるプロジェクト、メタルシファーの目黒ライヴステーションで2002年に行われたライヴを収録したアルバム。NWOBHMの魂を今に引き継ぐ、日本で唯一の？バンドで、マニア必聴の１枚！！　全10曲のうち5曲に「HEAVY METAL」の文字がタイトルに含まれるというこだわりには脱帽するしかない。歓声が抑えられているので、もっと前面に出した方がライヴの臨場感があって良かったかも。「ARE YOU HUNTER ? OK ! HEAVY METAL HUNTER !!」

2003年にリリースされたライヴ盤「HEAVY METAL GENOCIDE」の2日前の大阪BRAND NEWでのライヴを収録した輸入盤。選曲と曲順は、前述のライヴ盤と全く同じです。それはさておき、このCDにおける最大の欠点は、ライヴ盤なのに全部の曲間に無音部分がある事。これは聴いていてストレス溜まります。マニア向けの1枚。
オススメ度：★★

ドリル、チェインソー、そしてブルドーザーで、これが3部作完結編らしいです。好きな人は好き、嫌いな人は嫌いという評価の大きく分かれるNWOBHMなバンドで、それ故、コンセプトはクサレB級メタルですが、ミディアムな�@から勢いある�A�B�C�D、バラード？�E・・・と、聴く者を引き込むパワーはＡ級ではないでしょうか？　アルバムは、「英」（英詞）、「日」（日本語詞）、「独」（ジャーマン・プロジェクト）と３種類あり、これは「英」バージョン。「日」が聴きたい・・・。
オススメ度：★★★＋

先ごろ、発表された新作の別バージョンで、より一層のMETALUCIFERのクサレ・メタルが炸裂する日本語歌詞仕様。楽曲は英語バージョンと同じで、歌詞が全曲日本語になってます。メタルシ・マニアか、英語バージョンの方を聴いてもっと深みにハマりたくなった人向け。「宿命のメタル・マウンテン」「魔力のメタル軍団」など、NWOBHMな雰囲気満載の邦題も各曲に付いてます。相変わらず、賛否両論なバンドだけど、私は好きです。
オススメ度：★★★＋

SABBATのGezol率いるプロジェクト、METALUCIFERの最新ライヴ・アルバム。日本よりも海外での人気が高く、収録されているマレーシアで行われたライヴもかなり盛り上がってます。動画サイト等では映像も見れるので、DVDでのリリースだと更に嬉しかったのですが、残念。NWOBHM直系の楽曲で、バンド・コンセプトなども含め、マニア向けです。輸入盤のみで300枚限定らしいので、気になるマニアはお急ぎください（＾＾）
オススメ度：★★★＋

NWOBHMの守護神、三重のMETALUCIFERの新曲を含む企画アルバム。色々なフォーマットでの音源が色々な国から発売されていて、何がどうなってるのか全体像は把握できませんが、今作は新曲4曲収録の正真正銘の最新アルバムです（＾＾）　新曲以外の7曲も、SAMMのギターがかっこいい未発表バージョン等の充実した内容。今回は日本版での帯仕様が無いのが残念です。
オススメ度：★★★＋

2019年のアジア・ツアー時の台湾公演録音盤。2枚組で、Disc1がSABBAT、Disc2がMETALUCIFERです。内容は悪くないけど、曲間に無音部分があるのがマイナス。限定200枚のコレクターなアイテムですが、YOUTUBEで、同レーベルのオフィシャルチャンネルでライヴ映像が両バンド共にフルで観られます。それだったら、DVDでも販売して欲しかったなー。オビにある「東瀛雙魔」とは「日本の双魔」の意。
オススメ度：★★★

新曲4曲を英語バージョンと日本語バージョンでそれぞれ収録した全8曲のミニ？・アルバム。自らの宿命を噛み締めるように歌い上げるヘヴィチューン�@、メタルシ節全開の忍者ソング�A、中間部のインスト・パートが秀逸な大作�B、締めに相応しい疾走ナンバー�Cという感じです。日本語歌詞を見ながら聴くとより一層、味わい深く楽しめます。
オススメ度：★★★＋

これまでにCD-Rや、シングルを発表している、アメリカ在住の日本人女性Voのプロジェクトのフルアルバムです。ベースには、ビリー・シーン(MR.BIG)が参加してるのが話題・・・のはずなのですが、あまり話題になっていないような？　今作で初めて聴いたけど、女性Voとはいえ、ハスキーな声でHMを歌っていて、時折、アン・ボレイン(HELLION)を思わせるようなところもあり、思っていたよりも硬派な内容が良いです。
オススメ度：★★★

全然知らないバンドだったんですが、某店の熱いコメントに引き寄せられてしまいました（笑）　コメントは、ちょっと褒めすぎな気もしますが（＾＾）、良いバンドには違いないです。愛知（岡崎）を中心に活動していてこれが３枚目。曲によっては、ハードロックよりもロックに近いものを感じるので、今後はこのあたりの音楽性の発展方向が鍵かな。いかにも「We Rock」なリフで始まる�Eがおすすめ。
オススメ度：★★★