◆BLINDMAN / TURNING BACK
KING RECORDS [ KICS - 951 ] ( 2002.4.24 )
BLINDMAN、メジャー2作目となる今作は、正統派HRのタイトル曲で幕を開ける。この曲を聴いただけで、このアルバムを聴いて良かったと思わせる名曲だ。音楽的路線もこれまで通り。「WITHOUT
A WORD」のイントロでは「お?」と思ったりもしたが、その後はいつも通りのBLM節で決めてあるし、疾走する「THE
BED OF NAILS」のGソロは気持ちいいしで、最後まで捨て曲らしい曲もなく、安心して聴ける1枚。アルバムの緩急の配列バランスも私好み♪ このまま王道を走って欲しい
!!
◆CONCERTO MOON / Destruction And Creation
VAP [ VPCC - 81407 ] ( 2002.2.6 ) ■ Re-recording BEST
現メンバーによるリメイク・ベスト盤。井上貴史のタフなヴォーカルがこのバンドの格をさらに上へと押し上げたことは、これを聴けば明らかである(欲を言えば、ミックス等でもう少しVoを前面に出して欲しいところ) ベスト盤なので曲がいいのは当然だが、中でも個人的に良かったのが「KING
OF THE JUDAS」。囁くように歌うパートから一転、サビでは魂の叫びのごとく声を絞り出している。この曲がこんなに表情豊かだったとは! ファン必聴必携の1枚。
◆Galactica Phantom / Gone With The Hurricane
自主制作盤 [ GP - 0201001 ] ( 2002.2 )
◆LAZY / 宇宙船地球号 II
Lantis Record [ LACA - 5132 ] ( 2002.11.6 )
LAZYが再結成してから、2枚目となるアルバム。今回はタイトルを見ただけで期待してしまうのだけども、内容もまさにその期待通りの出来だと思います。最近のLOUDNESSにはない正統派HR。中盤で少しダレるのが難点だけど、良い曲も多いです。注目の「EARTH
ARK」のリメイクは、疾走感を抑えた分、重厚な雰囲気になっていて聴き応えがあり、なかなか良いアレンジ。私的には高崎のギターが堪能できる「DRIVING
HIGH」と、宇宙船地球号のラストに相応しい「LEGEND OF THE LIGHT」が好き。
2002年8月に行われた「HARD ROCK SUMMIT」がきっかけとなりリリースされた再結成RAJASのミニアルバム。1曲目からノリのいいHRナンバー「眠れぬ夜・・・」が炸裂! 80年代らしさを感じさせてくれる「PLAY
THE GAME」、過去のデモテープに入っていた「もっとみつめて」など、RAJASらしさが満載だ。再結成で肩透かしされる場合が多い中、期待通りの出来ではないだろうか? 初回盤には、80年代当時のライヴ4曲収録のボーナスCD付!
“凶獣SABER TIGER”、3枚目のオリジナル・アルバム。基本的な路線は前作と同様で、勿論、サビ等で聴かれるメロディアスな部分は健在。この、ヘヴィな音に囲まれた中でのメロディアスなサビは印象的です。お気に入りは「SLEEP
WITH PAIN」と、「WISH」。アルバム全編に渡り、ヘヴィなため、このアルバムを聴いた後はポップなLAメタルがオススメ(笑) 4人(Four)の結束(Unite)が特別な(Special)存在(Exitence)であることがここに証明された(注:個人的な当て字です)
◆V.A. / HARD ROCK SUMMIT IN 'CITTA
Explosion Entertainment [ EECH - 1001 ] ( 2002.12.26 ) ■ LIVE