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［　ALBUM REVIEW 2005　］

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	◆ ANTHEM / OFFICIAL BOOTLEG 　　　KING RECORDS [ KICS-1168/9]　 ( 2005.5.25 ) / 2CD+DVD ANTHEMの貴重な音源/映像が満載の20周年アニバーサリー企画。DISC-1は、いろいろなライヴ音源を集めている人（笑）には、ちょっと物足りない感じ。それに対して、DISC-2は、バンド側からしか出てこない未発表デモ音源がたくさんあって、オススメです。DISC-3のDVDは、柴田氏によるANTHEM回想録で、間にはライヴ等の映像もいっぱいあって楽しめます。 オススメ度：★★★★

	◆ ANTHEM / THE SHOW CARRIES ON ! 　　　　　　　　　　　　- Complete Version - 　　　KING RECORDS [ KICS - 1170-71 ] ( 2005.6.22 ) もともとの「THE SHOW〜」アルバム自体が好きで、この完全版はかなり期待していたのだけど、期待以上の内容でした。ノーカットなので、エイゾーのMCもばっちり聞けるし、ヒロヤの落雷ギターソロも収録。ジャケットも、本来「THE SHOW〜」に使う予定だったものを使用していて嬉しい（当時はエイゾー脱退につき使用中止／爆）・・・のですが、ジャケのバンド名誤植には苦笑あるのみ。 オススメ度：★★★★

	◆ ANTHEM / PROLOGUE LIVE BOXX 　　　VICTOR ENTERTAINMENT [ VICP - 63112-114 ] ( 2005.8.24 ) 20周年企画シリーズのライヴで、内容は説明不要でしょう。1st〜3rdまでのアルバムをライヴで完全再現した３夜を収録（あれ、説明しちゃった！）　２枚目の「TIGHTROPE」編が一番良かったです。�@�Aの流れがライヴ向けなのと、曲自体も好きだったので、こればっかり聴いてました。「ANTHEM」編では、英三の懐かしい「オン・ドラムス、MAD大内！」も聞けて言うこと無し。ANTHEM万歳。 オススメ度：★★★★

	◆ AREA 51 / ANKH 　　　BLACK-LISTED RECORDS [ BLRC-00005 ] ( 2005.8.8 ) 個人的には、NEO PROPHECYとともに注目している女性Voバンドで、これがデビュー・アルバム。様式美というと大仰でマニアックな感じになりがちだけど、このAREA 51は、結構聴きやすく、様式美版アフェイジアみたいな感じ？かなぁ。メタル・マニア以外の層にも十分訴えるものがあると思います。kate<vo>の写真がジャケ写以外に出ていないのが寂しいけど（笑）、音で勝負な意気込みということにしておこう（爆）　期待通りのアルバムに拍手。 オススメ度：★★★★

	◆ BLACK MASQUERADE / SPREAD YOUR WINGS 　　　METAL MASTER Records [ MMRC-001 ] ( 2005.3.25 ) 既に韓国公演を行ったこともある、BLACK MASQUERADEのデビューアルバム。良質な正統派ジャパニーズHMで、今後の活動次第では、メジャーへの展開も期待できそうな気がします。イントロの�@〜典型的HMなリフで始まる�A、これを聴いてダメな人は、私とはきっと趣味が合わないです（笑） ギターの人は、元STEEL EMBLEMで、�Hはそのバンドの曲「FLY TO THE SKY」のリメイク。 オススメ度：★★★★

	◆ BLOOD �W / GAIN 　　　TRIUMPH RECORDS [ TRI-1110 ] ( 2005.9.9 ) 井上貴史（CONCERTO MOON）、キシケン・長田昌之（SHRI:EKER）、熱海岳志（REDRISE）というメンバーで結成されたバンドのデビュー作。思っていた以上に良い出来で、結構気に入ってます。ただ、私がこのアルバムを好きなのは、キシケンのギターによるところが大きく、そのキシケンは既に脱退している為、後任の小林信一（R-ONE）による新曲がどうなるのかが気になるところです。 オススメ度：★★★★

	◆ BOW WOW / ERA 　　　WILDLAND [ MARS-8895 ] ( 2005.11.11 ) イントロを聞いた瞬間「これはッーーーー！」と思わせる�@だけでもう大満足。「Ｂ」ではなく、まさに「Ｖ」の雰囲気を持つHRチューンです。聴いてると、「もしコレを人見元基が歌ったら･･･」と妄想に浸ってしまいします。�A以降の曲は、いつもの「B」路線で、これはこれで楽しめる王道HR。�@以外では、思わず聴き入ってしまう�H、軽快さの中に叙情を感じさせる�Iが好き。再結成BOW WOWの中では一番良い出来だと思います。 オススメ度：★★★★

	◆ DOUBLE DEALER / FATE & DESTINY 　　　VAP [ VPCC-81515 ] ( 2005.8.3 ) 約4年ぶりとなる３rd。作風としては、従来の様式美にヘヴィ・メタリックな要素を加えた方向性を見せていた最近のCONCERTO MOONに近い感じを受ける。（特に�B�Dなど）　お互いのバンドが活動休止の今、DOUBLE DEALERがこのままパーマネントなバンドになるのかなぁ、とも思ったりして。SIXRIDEが、私的には今ひとつ入り込めないバンドだったので、下山武徳が、こういう正統派ＨＭを歌ってくれるのは大歓迎なんだけど・・・（←けど？／苦笑） オススメ度：★★★★

	◆ GALNERYUS / ADVANCE TO THE FALL 　　　VAP [ VPCC-81509 ]　 ( 2005.3.23 ) 序曲�@に続いて流れるYUHKIのピアノ、そこにSYUのギターが絡んではじまる疾走曲�A、さらに間髪入れずに加速していく�B、ヘヴィにドラマティックに展開する�C・・・と、気合い十分の内容です。（ライヴは、この�@〜�Cの曲順で始まって欲しいなぁ）　YAMA-Bの歌い方も、前作で気になっていた、無理してヘヴィにという感じが無くなっていて、個人的には今回の方が好きです。�Jがお気に入り。 オススメ度：★★★★

	◆ HELLEN / THE FORTUNE / LIAR 　　　METAL CRUSADE PRODUCTIONS ( 2005.9.25 ) / EP 元祖ジャパメタ様式美HELLEN、約20年ぶりの音源リリース。まるで時を感じさせないヘレン・サウンドに涙が出そうです。Ａ面は新曲、Ｂ面は、1stアルバム収録の「LIAR」のリメイクで、はっきり言って、２曲では物足りないです。この勢いで2ndアルバム、またはライヴ盤でもいいのでこれに続く何かを作って欲しいです。あと、1stのリマスター復刻CD化希望・・・（無理かな、やっぱり） オススメ度：★★★★

	◆ JILL'S PROJECT / BLOODY CHRONICLE 　　　kapparecords [ KPCR-44S ] ( 2005.12.29 ) 「MELTY BLOOD」というゲームのBGMをHRアレンジしたミニ・アルバム（５曲収録で�@�Dはインスト）。元々どんな曲だったのかを知らないので、どの程度アレンジされているかは分からないですが、JILL'S PROJECT名義だけあって普通の様式美HRのアルバムとして、十二分に楽しめました。BURNY、YOUも参加していてメンバーも豪華です！ オススメ度：★★★★

	◆ SABER TIGER / INDIGNATION 　　　VAP [ VPCC-81499 ] (2005.1.26) SABER TIGER復活！　注目の新voも、下山武徳を「BRAIN DRAIN」で初めて聴いたときほどのインパクトは無いものの、同じタイプの歌い手で、なかなか上手い。音楽性も、前作「F.U.S.E」時に、このくらいまでなら好きだけど、これ以上ヘヴィになったらツラいかも、と思っていたら、今回は少しだけ昔に戻っていて嬉しい。曲解説中にある御大の「日本メタル、好きなのです」的なコメントも、心強いし（笑） オススメ度：★★★★

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