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［　ALBUM REVIEW 2014　］

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	◆ ACTION ! / ACTION ! KIT-2014 　　UNIVERSAL [ UPCY - 9384 ] ( 2014.4.30 ) ■4CD+DVD 初期ACTION！のBOXセットです。これまで未CD化、DVD化だった初期作品が豪華特典と共に復刻された、13,500円（税抜）という贅沢な内容。安いと思うか、高いと思うかは人それぞれですが、私は買って損は無いと思います。LPに付いていた小物等がマニアックに復刻されていますが、帯（外装シール）の復刻が無いのと、ジャケットがLPオリジナルと微妙に違うのがちょっと納得いきません（＾＾）（「HOT ROX」の背景部分とか、その他各アルバムのA面B面表記の削除とか・・・。）　が、しかし！それ以外は大満足です！ オススメ度：★★★★

	◆ ALEISTER / THE END OF SADNESS 　自主制作 [ AARS - 013014 ] ( 2014.7 ) 80年代のジャパメタ、しかもインディーズで活動していたバンドが好きだった方、必聴のアルバムです。それもそのはず、結成は1982年でした。これは6年ぶりの新作らしいのですが、私は今回、初めて聴きました。日本語歌詞に適度にメロディ、そして正統派な楽曲。決してメジャーなバンドでは出せない、あの音が甦る1枚だと思います。いろいろと聴いたことがあるようなリフやメロディが出てきますが、そこはご愛嬌と言うことで。 オススメ度：★★★★

	◆ ANTHEM / ABSOLUTE WORLD 　　UNIVERSAL MUSIC [ UICN - 9026 ] ( 2014.10.22 ) ■ CD+DVD 不動と思われた再結成後のヴォーカル、坂本英三が脱退。そして、後任は森川之雄。80年代と同様の異動となりました。そういう意味では不安はまったく無かったですが・・・。どの曲もANTHEMそのもので、時折、坂本英三が歌っているかのような錯覚に陥ることも。アルバム全編、キラーチューンになるクオリティです。唯一、私的にはインストは不要だったかな。そして、再結成後初の広島公演も実現。嬉しい限りです。 オススメ度：★★★★

	◆ AREA51 / JUDGE THE JOKER 　　The Devil's Own Music [ DQC - 1395 ] ( 2014.11.12 ) 前作から、石野(G)とケイト(Vo)のユニット形態での活動になってます。その前作では、ロブ・ロック(Vo/IMPELLITTERI)が1曲ゲスト参加していましたが、今作ではリズム隊に、SYMPHONY XやSOILWORK等のメンバーが全面参加してます。安定した演奏をバックに、ギターも様式美色溢れる速弾きを聴かせてくれてます。そこにケイトのキャッチーな日本語詞がのるスタイルは期待通り。ちなみに「Valkyrja」は、“ももクロ”をイメージした曲らしいです。 オススメ度：★★★★

限定盤A	◆ CYNTIA / LIMIT BREAK 　　Victor Entertainment [ VIZL - 634 ] ( 2014.2.12 ) ■CD+DVD CYNTIAの3rdアルバム。今回も、いろんなバージョンの限定盤が出てて、どうしようかと悩むところです。+1000円ですべて収録のバージョンもお願いしたいけど、それだと売上枚数が稼げないからダメなんだろうな・・・。アルバムの内容は、シングル「閃光ストリングス」で勢いよく幕開け。その後も聴きやすいメロディアスなHRで期待通りの出来。特に最後のタイトル曲は聴き応えのあるCYNTIA入魂の1曲だと思います。 オススメ度：★★★★

	◆ THE DYNAMITE JAM / VIOLENT DELUSION 　　自主制作 [ OZMA-YUMI-TDJ01 ] ( 2014.4.18 ) ■　SINGLE 元RAJAS、X-RAYのOZMA(b)と、元FOR COLLECTION、PLANET EARTHの吉越由美(vo)によるプロジェクトでの初音源。レコーディングには未参加ながら、山口昌人(ds)と福島克彦(g)が加わっての強力な布陣でのツアーをしてます。全3曲と少ないですが、どれもHRの枠に納まりきれないパワー溢れる曲です。CDよりもライヴでその威力が発揮されていると思うので、機会があれば、是非、ライヴを体感してください！ オススメ度：★★★★

	◆ GUNBRIDGE / PRIVILEGE OF TEN THOUSANDS 　　Skull crusher [ SCRGB - 001 ] ( 2014.10.22 ) 精力的にライヴ、音源発表と活動を続けるYAMA-B率いるバンドのフル・アルバム。新曲が5曲と、以前のミニアルバム「DISPEL THE EVIL」(2012)収録のリメイクが4曲という構成です。新曲については、YAMA-B王道のメタルナンバーで安心して楽しめます！ 再録音については、YAMA-Bが一人で多重録音していた当時のデモCD-Rにも収録されている曲なので、3タイプでの聴き比べも一興。 オススメ度：★★★★

	◆ Kelly SIMONZ's BLIND FAITH / BLIND FAITH 　　KING RECORDS [ KICS - 3035 ] ( 2014.3.26 ) BLIND FAITH名義でのオリジナル・アルバムは久しぶり。インスト曲とVo曲が半分ずつで、ネオクラシカルや様式美だけに留まらない音楽性はこれまでどおり。聴いたようなフレーズやメロディもいろいろ出てきますが、それでも私はこういうのが好きです（＾＾）　そして今回の最大のポイントはサポート参加のYAMA-BのVo。ガルネリウス脱退を惜しむYAMA-Bファンには是非聴いてほしいです。 オススメ度：★★★★

	◆ KRUBERABLINKA / BLANKO 　TAIYO [ TAIYO - 1403] ( 2014.5.21 ) 赤尾和重の世界観が体現されたクルベラブリンカ、待望の2ndフルアルバム。ジャケット・イラストは勿論、赤尾和重本人の作です。これまでのアルバム同様、どの曲もファン納得の1枚になってます。ベースには、元MARINOの鎌田 学が参加。最近の嬢メタルバンド（それはそれで好きなのですが・・・）のヴォーカルには出せない貫禄の歌唱は圧巻です。 オススメ度：★★★★

	◆ LIGHT BRINGER / ICARUS 　King Records [ NMAX - 1168 ] ( 2014.6.20 ) ■ SINGLE ライヴ会場限定での発売だったシングルが、めでたく通信販売でも購入可能になりました。タイトル曲はLIGHT BRINGERの代表曲にもなり得る疾走感あるHMナンバーで、Fukiのvoも冴えてます。全2曲と少ないですが、普通に店頭販売していないのがもったいないくらいの出来なので、機会があれば是非とも聴いてほしいシングルです。 オススメ度：★★★★

	◆ LIGHT BRINGER / MONUMENT 　KING RECORDS [ KICS - 93060 ] ( 2014.11.5 ) ■ CD +DVD 2014年末にて活動休止を発表したLIGHT BRINGER、これが事実上のラスト・アルバム？　でも、できれば、また時間をおいて活動再開を願いたいです。そんな思いにさせるだけの、捨て曲なしの充実した内容になってます。PVも撮影された「Clockwork Journey」も良いですが、やっぱり、シングル「Icarus」が群を抜いて素晴らしいです。同シングル収録されていた「陽炎」はライヴVerで収録というのも憎いです。祈・復活。 オススメ度：★★★★

	◆ LOUDNESS / THE SUN WILL RISE AGAIN 　　UNIVERSAL MUSIC [ UICN - 9023 ] ( 2014.6.4 ) ■ CD+DVD 「THUNDER IN THE EAST」なジャケットに、「撃剣霊化」を思い出させる邦題「撃魂霊刀」を冠したLOUDNESSの最新作。一歩間違うと羊頭狗肉になってしまうような演出ですが、今作は、ここ最近の中では一番良いと思います。さすがに音作りは最近のヘヴィ志向で、80年代のような構築美やメロディが全開とはいかないですが（笑）、昔からのファンも納得できる現在進行形のLOUDNESSだと思います。できれば、タイトル曲を1曲目にしてほしかったです・・・。 オススメ度：★★★★

	◆ MARDELAS / DAYBREAK/PHANTASIA 　　MARDELAS [ MDLS - 001 ] ( 2014.10.8 ) ■ SINGLE DESTROSEを脱退した蛇石マリナ(vo)による新しいバンドの初シングル。全2曲とお披露目程度の曲数ながらも、パワフルなヴォーカルを活かしたHMで、来るべきフルアルバムに期待が持てる内容になってます。バックのメンバーは男性で、ベースにはLIGHT BRINGER（先日、活動休止発表）のHibiki、ギターにはSCREAMING SYMPHONYのkikyo（2曲とも彼が作曲担当）が参加して、マリナのヴォーカルを力強い演奏で支えてます。 オススメ度：★★★★

	◆ MARY'S BLOOD / COUNTDOWN TO EVOLUTION 　Nippon Columbia [ COZP - 952/953 ] ( 2014.8.20 ) ■ CD+DVD 初のフル・アルバム、そして、メジャーデビュー第1弾となる新作。1曲目のイントロからして、今までとは違う雰囲気。そして、つづく2曲目、JUDAS PRIESTを想起させるメタリックなリフで畳み掛けるようなHM・・・。正直、ここまで気合いの入ったメタルなアルバムをメジャーデビューで持ってくるとは予想外でした。これまでは、1stシングル「Save The Queen」（2009）が一番でしたが、同等、もしくは、それ以上の秀作。ラストのランディ・ローズ風インストは・・・(＾＾) オススメ度：★★★★

	◆ Nozomu Wakai's Destinia 　　　　　/ REQUIEM FOR A SCREAM 　　KING RECORDS [ KICS - 3132 ] ( 2014.11.26 ) 森川之雄のPOWERNUDEに以前、在籍していた若井 望(g)が自身のバンドとして始動させたDestiniaのデビュー作。最近では浜田麻里への楽曲提供や、2014年2月の「BLIZARD 30TH」再結成ライヴにて、ランの代役としてプレイしたりしてます。全曲王道メタルの良曲ですが、何と言っても、1曲目（タイトル曲）が素晴らしいです。しかもVoは現IMPELLITTERIのロブ・ロックとくれば文句はありません（笑）　他の参加メンバーも森川之雄、小野正利、宮脇JOE、寺沢功一など豪華！　唯一、心配なのは今後の活動メンバーはどうなるのか、かな？ オススメ度：★★★★

	◆ 横関　敦 / JET DESTINY 　　KING RECORDS [ KISC -3113 ] ( 2014.10.22 ) 横関敦、3年ぶりのソロアルバム。今回はデビュー30周年で、なんと、あのBRONXのアルバムも同時に復刻されました！BRONXについてはボーナス曲が無いのは残念ですが、1st、2ndの初CD化は諦めていただけに私にとっては嬉しいです。そして、この本題のソロ・アルバムは1stソロの名曲リメイクから幕開けと言う憎い演出。しかも他の新曲もこのリメイクが要らないと思えるくらいの入魂の出来。これぞ、ギター・インスト・アルバムです。 オススメ度：★★★★

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